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右からも左からも批判された哲学者・和辻哲郎(3)〜戦後の左派からの批判と「間柄」〜

2026年06月9日

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こんにちは。不動産投資・相続・管理のことならお任せください、
岐阜のカスガイホームズです。
3回にわたってお届けしてきた哲学者・和辻哲郎のお話も、
今回が最終回です。
戦前は極端な右派や国粋主義者から「生ぬるい」と批判された和辻ですが、
戦後を迎えると、その状況は一変します。
第二次世界大戦後、
日本の論壇や学界ではマルクス主義などの左派思想が主流となりました。
そこで和辻を待っていたのは、
「天皇制のイデオローグ(思想的指導者)」「戦前体制の擁護者」という、
左派からの激しいバッシングでした。戦前に彼が主張した、
日本の伝統文化や共同体を重んじる姿勢が、
戦後のリベラルな価値観からは「反動的で古い」と見なされてしまったのです。
戦前は右から叩かれ、戦後は左から叩かれた和辻哲郎。
しかし、彼の代表作である『倫理学』が示しているのは、
「人間は孤立した個人ではなく、
常に『間柄(人と人との関係性)』の中で生きている」という普遍的な真理です。
右か左かという単純な政治的対立を超えたところで、
人間社会の根本的な結びつきを見つめていたのが彼の真骨頂でした。
私たちカスガイホームズが日々向き合っている不動産の相続や管理も、
単なる「物件やお金」のやり取りではありません。
親から子へ、貸主から借主へ、
そして地域社会という「間柄」をどう豊かに紡いでいくかという課題でもあります。
時代がどれほど激しく変化しても、
右往左往することなく、
お客様同士の「間柄」を大切にしながら普遍的な価値を提供する存在でありたい。
和辻哲郎の思想に触れると、
そんな思いを新たにさせられます。