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右からも左からも批判された哲学者・和辻哲郎(2)〜戦前の右派との対峙〜

2026年06月8日

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こんにちは。不動産投資・相続・管理のことならお任せください、
岐阜のカスガイホームズです。
前回に引き続き、日本の思想家・和辻哲郎についてのお話です。
今回は「戦前の和辻哲郎」に焦点を当ててみましょう。
和辻といえば、日本の歴史や天皇の存在を文化的な象徴として重んじたことで知られています。
これだけを聞くと「戦前の軍部や右翼体制に迎合していたのでは?」
と思われがちです。しかし実際は、全くの逆でした。
和辻は、当時の軍部の暴走や、
偏狭な国粋主義者(極端な右翼)に対して非常に批判的な立場をとっていました。
例えば、著書『日本の臣道』などを通じて、彼は海軍などの指導者たちに「良識」を植え付け、
狂信的な行動にブレーキをかけようと試みました。
日本の伝統や文化を愛するがゆえに、
それを暴力や他国への侵略の正当化に利用しようとする一部の勢力を許せなかったのです。
しかし、このような理性的で冷静な態度は、当時の過激な右翼勢力から見れば「徹底が足りない」
「西洋的すぎる」「生ぬるい」と映り、彼は激しい非難の的となりました。
全体主義の波が押し寄せる社会にあって、
知性と良識という防波堤を築こうと孤軍奮闘していたと言えるでしょう。
これは現代のビジネスや不動産投資、
相続対策にも通じる教訓です。感情や一時的なブームに流されることなく、
冷静にデータを見極め、長期的な視点で「良識ある判断」を下そうとすると、
目先の利益や極端な意見に走る人々からは理解されないことがあります。
それでも本質を見失わないことが、安定した資産形成には不可欠です。
次回は、戦後一転して左派から受けた批判について考えます。